忍者ブログ

初心者のためのドリフトラジコン入門

「ドリフト」とは、車体の後方が外側に滑り出している状態をブレーキ・アクセル・ステアリング操作で維持しながら、コーナーを駆け抜ける走法のことです。 これをラジコンカーで行うのがドリフトラジコンカー、通称「ドリラジ」です。 これからドリラジを始めようとする人や、始めたばかりの初心者に役立つ、ドリフトラジコンのいろんな疑問について調べて書いています。

   
カテゴリー「セッティング」の記事一覧
  • « PREV
  •  | HOME | 
  • NEXT »

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

トー角変更は足廻りセッティングの基本!

トー角とは、ラジコンカーを真上から見て、フロント及び、リアタイヤの進行方向に対しての開き具合のことです。
左右のタイヤが平行な状態をニュートラル、進行方向に狭ければトーイン、進行方向に開いていればトーアウトと呼びます。
フロントをトーインにした場合は直進安定性が増し、トーアウトにした場合はステアリングを切った時の初期応答性が良くなります。
リアをトーインにした場合はグリップ感を得られ、トーアウトにすると旋回性が向上します。

トーイン、トーアウトともに角度の付け過ぎは直進性や操縦性を悪化させる原因になるので、通常は0~3度程度の範囲に収まるように調整します。

◆トー角変更の効果
フロント
トーイン:直進安定性の向上 トーアウト:初期反応性の向上
リア
トーイン:グリップ力の向上 トーアウト:旋回性の向上
PR

キャンバー角変更でコーナーリング時の安定性が変わる

キャンバー角は、路面に対してのタイヤの開き具合を示す角度のことを言います。
路面とタイヤが垂直な状態をニュートラル、路面方向に広い(ハの字)のがネガティブキャンバー、路面方向に狭い(逆ハの字)のがポジティブキャンバーと呼びます。
ネガティブキャンバーを付けることは多いですが、ポジティブキャンバーをつけることはあまり一般的ではありません。

ネガティブキャンバーをつけることによって、コーナーリング中のタイヤの接地面積が増加して、車のスライドを抑えることができますが、ラジコンカーのロール量に対して適切な角度を付けてあげなければ意味がありません。

◆キャンバー角変更の効果
ネガティブ:コーナーリング時の安定性の向上
ポジティブ:レスポンスの向上
ドリフトキャンバーゲージ YT-DCG
ヨコモ
売り上げランキング: 255,919

キャスター角変更でRCカーの性格は変わる

路面に対するキングピンの角度をキャスター角といいます。
路面に対してキングピンが垂直な状態がキャスター角0度で、キングピンが後方に倒れていく程キャスター角が増えていきます。
キャスター角を付けると、ステアリングを切った際に、タイヤの設置面積が大きく変化します。
そのため角度が少ないとステアリングの初期反応がよくなり、角度が大きいと直進安定性が向上します。

◆キャスター角変更の効果
角度が小さい(0度):レスポンスの向上
角度が大きい:直進安定性が向上
Copyright ©  -- 初心者のためのドリフトラジコン入門 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]