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初心者のためのドリフトラジコン入門

「ドリフト」とは、車体の後方が外側に滑り出している状態をブレーキ・アクセル・ステアリング操作で維持しながら、コーナーを駆け抜ける走法のことです。 これをラジコンカーで行うのがドリフトラジコンカー、通称「ドリラジ」です。 これからドリラジを始めようとする人や、始めたばかりの初心者に役立つ、ドリフトラジコンのいろんな疑問について調べて書いています。

   

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ラジコンカーのタイヤのグリップ感は車高で変わる

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photo credit: gm.newsted via photopin cc

車高とは、地面とラジコンカー・シャーシー下面との距離のことを言います。
一般的に、車高を上げると重心が高くなるのでロール量が増えます。

低グリップの路面などでは、車高を上げてロール量を増やすとタイヤがグリップしやすくなります。
逆に路面のグリップが高い場合は、車高が高いとロール量が多すぎて車が横転してしまうことがあので、車高を落としたほうが安定性がでます。

また、フロントとリアの車高を変えることで、ラジコンカーのハンドリング特性を変えることができます。
フロントをリアより下げた場合は、重心がフロントに寄るためオーバーステア傾向になります。
リアをフロントより下げた場合は、重心がリアに寄るのでマイルドなアンダーステア傾向になります。

◆車高変更の効果
前後上げる:ロール量が増える(低グリップ路面で有効)
前後下げる:ロール量が減る(高グリップ路面で有効)
フロントのみ上げる:アンダーステア傾向
リアのみ上げる:オーバーステア傾向
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ダンパー取り付け位置で何が変わる!?

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photo credit: emilydickinsonridesabmx via photopin cc

使用しているシャーシーによっては、ダンパーの取り付け位置を変更できる場合があります。
ダンパーの取り付け位置を変えることでも、サスペンションセッティングを変更したような効果を出すことができます。

ダンパーを立てると、初期の踏ん張りが増しグリップ感が増します。
ダンパーを寝かせると、初期ロールが大きくなりコーナー後半で踏ん張りを見せます。

◆ダンパー取り付け位置変更の効果
ダンパーを立てると:ギャップ走破性の向上、初期反応の向上
ダンパーを寝かせると:高速安定性の向上、走行安定性の向上

リバウンド・ストロークでグリップ調整

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photo credit: emilydickinsonridesabmx via photopin cc

ラジコンカーは1Gの状態で地面の上に置いただけで、自重により若干ですがサスペンションが沈みます。
リバウンド量とは、このときに沈んだ量、もしくは沈んだ状態からシャーシーを持ち上げてタイヤが浮き始めるまでの量のことです。
リバウンド・ストロークともいいます。

このリバウンド量が多いと、路面のギャップでシャーシが跳ねたり、シャーシーがロールしてサスペンションが伸びた状態でも、タイヤが路面から離れないためグリップ力が上がります。
路面の悪いコースや、ドリフトカーなどで有効なセッティングです。

◆リバウンド量変更の効果
リバウンド量 多:グリップ力があがる
リバウンド量 小:グリップ力が下がる
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